【ショーヘー×ゲスエンジニアのここだけの話】イベント参加レポ

※本サイトはプロモーションが含まれています

「ショーヘー×ゲスエンジニアの”ここだけの話”」というイベントに参加してきました。

※ふたりとも20代で月収100万円超えのフリーランスエンジニアです

「ショーヘー×ゲスエンジニアの”ここだけの話”」概要

「ショーヘー×ゲスエンジニアの”ここだけの話”」は、海外フリーランスエンジニアの2人によるトークイベントです。

» 参考:ショーヘー × ゲスエンジニアの “ここだけの話” – connpass

 

トークテーマは、以下の2つ。

  1. 「未経験からの転職/キャリアアップ」
  2. 「働き方関連」

 

開催1週間前の告知にもかかわらず50人が集まりました(スゴい人気!)

 

ショーヘー×ゲスエンジニアの”ここだけの話”の参加レポ(書き起こし)

ショーヘー×ゲスエンジニアの”ここだけの話”の参加レポ…というか、対談書き起こしです。

オフレコ部分以外書いていきました

  • S=ショーヘーさん
  • G=ゲスエンジニアさん

 

エンジニアになった経緯紹介

G「営業の仕事を自動化したいと思いプログラミングを開始→稼げると気づく→スタートアップ企業に入る→会社で働かず個人で働きたいと思う」

S「海外が好き→プログラミングなら全世界で使えると思い始めた」

 

未経験からのキャリアアップ

G「未経験を乗り越えたら余裕。入るのが一番難しい」

S「自分は本当に未経験から入った。未経験OKの会社を探し、2ヶ月くらいインターンしながら入れてもらう(一度落とされたけど)」

S「面接では正直に、”やったことがないので分からない”と言った。3社受けて全部内定もらった」

 

S「業界理解が出来ていない未経験者のエンジニア志望が多い。勝ち目があると思った」

G「ピッチャーやりたいのにキャッチャーの仕事探しているみたいな人が多い」

 

G「完全未経験で転職活動するのは危険だと思うけどどう?」

S「3,4年前に比べて今はプログラマになりたい人多い。完全未経験なら、まずはインターンなどをしたほうが良いと思う

 

プログラマーに必要なプログラミング以外のスキルとは?

G「ざっくり言うと、仕事におけるコミュニケーションスキルが大事。言われたことを正しく理解する&表現する能力が大事

G「例えば新人の場合は、言ったことが伝わらないとか、伝わってないのに”わかった”という人がダメ」

S「WEB制作は一人or少人数で完結する仕事なので違う。自分でなんとかする力が重要。自分でなんとかしそう感がある人が良い」

S「具体的には、自分で休日も勉強することが大事。ちゃんとググってから質問する人が伸びる」

 

G「日本はプログラミングが出来なくても稼げる。スキルが大事ではない。SEOとかTwitterとか色々な力を複合的に持っている人が強い」

G「Rubyのコミッターになったとかは評価される。会社の中でモクモク頑張っても評価されない」

G「一方でシリコンバレーはプログラミング出来る人が3000万円とか稼げる。日本とは市場が違うのが現状」

 

S「海外はGitHubに公開することが多いけど、日本は履歴書がベース。この辺りの産業構造は問題だと思う」

 

プログラミングスクールって実際どうなの?

S「プログラミングスクールは、スキルが学べるけど、稼げるかはまた別」

S「WEBCAMPが完全保証付きを開始したりしてる」

 

G「プログラミングスクールは最初だけ役立つ。プロレベルまでは学べない。そこまで教えられる人を30万円では雇えない」

G「プログラミングスクールに、そこまで期待してはいけない」

G「自分の場合は、たまたま適正があった&暇だったから独学できた。でも全員が独学でスキルアップ出来るわけではないと思う(聞ける人がいないのが特に辛い)」

S「そういう意味ではスクールに通えば、フォローしてもらえる&モチベーション保てるので価値がある」

S「エージェントに登録すれば、仕事に舞い込む!というのはアフィリエイト記事の嘘なので注意!」

 

G「経歴によってエンジニアの単価は違う。テスターで長年働いてました!…は意味がない」

G「どういう環境でやるのかが大事。年数はあまり関係ない」

 

伸びるプログラマー・伸びないプログラマー

S「結局は、独学できる人が伸びる」 

G「フリーランスエンジニアだと仕事時間の中で勉強ができるのがメリット

 

G「伸びるかどうかは環境次第だと思う。例えばSIerに10年いた人は、プログラムが動けばいいや…みたいな人が多い。自社でWEBサービスを作る人はコードをきれいに書こうという人が多いのでスキル高い」

G「伸びる人には師匠がいる。出会えるとラッキー。良い循環に入るのが大事」

 

S「メンタル面がまず大事。次に大事なのは環境

S「大手企業でも保守だとコードを書く時間ないので微妙だったりする」

 

G「実は自分はコネで仕事をとっている。あるCTOと仲良い。その人に呼ばれて付いていった。本当に良い仕事は市場に出ない(信頼できる人に声かけるから)

G「本当に良い仕事を得るには友だちを作るしかない。友だちを作るには、楽しそうだけじゃなくて、こいつに頼めばなんとかなるよね感が大事

 

HTML&CSS&BOOTSTRAPを覚えれば仕事もらえるか?

S「この段階ではコーダーとして仕事というのは厳しい。jQueryとかイラレ、フォトショも出来る必要がある」

S「こっちから仕事を作るという意味では、新たにフリーランスになる人に営業をかけるのもあり」

S「一般の人からすると、HTML & CSS & BOOTSTRAPを使えるとスゴい」

 

Web制作の未来とクラウドワークスなど

S「年々、web制作は単価下がっている感じはする」

 

G「そもそもクラウドワークス使うの良くないよね…っていう感じもする。競争多い」

S「クラウドワークスで稼げている人が少ない理由は、卒業者が多いから」

S「クライアントから信頼されると、クラウドソーシングの市場から抜けていく(個別契約になる) 

 

G「最初に単価を安くすることが、本当に次に繋がるのか疑問…」

S「最初に単価を下げすぎるのは良くない。初回だけって強調して言わないとダメ」

 

G「例えばisaraの卒業生は今どうなっているのか?」 

S「#isara4thで調べると、卒業生の現状がわかる」

 

就職するためのアピールすべきポイント

S「アピールポイントは、”何とかしそう感”

S「自分の場合で言うと、完全未経験なのに、何やればいいのか聞いて、自分で勉強して、それを報告して…って感じで、何とかしそう感を出せた」

G「独学でRailsとかが書けた。自分の場合は、それをアピールすれば良かった」

 

G「エンジニア面接官側の経験から言わうと、志望者全員いっしょに見えた抜きん出るポイントを作るのが大事と気づいた」

S「”他の人がやっていないところまで勉強していました”と言えると強い」

 

S「独学でどうやってそこまでスキルを伸ばしたのか?」

G「死ぬ気でやっただけ

 

G「GAOGAOハウスの人は未経験ながらも勉強してて、スキルを付けている。転職出来るのが当たり前」

G「転職できるスキルがないのにやろうとするとヒズミが出る。自分のスキルを上げるのがシンプルで楽。頑張るしか無い。裏ワザとか無い。小手先のテクニックは使えない。本質はシンプル」

 

サイト制作って儲かるの?

S「儲かります。Wordpress案件だと最低30万円以上。」

G「最高月収はいくらですか?」 

S「月でX万円」

 

G「自分は準委託契約で時給制なので、そこまでは絶対いかない。請負だと頑張ればそこまでいける」

 

S「会社の中で受託部門で作り続けたスキルがあったので、フリーランス独立時に最初からお客さんがいた」

G「ずるいわーw」

 

G「フリーランスは月30万円の売上くらいだとオススメしない。保険とかの出費を考えると最低でも月40万円は欲しい」

S「どこかのタイミングでチームでやる方に回らないと、売上が上がらない」

G「どうやったらそうなれますか?」

S「営業マンと組んだり、チームを組んだり」

S「作る人でいうと、twitterでつながった人とかisaraの卒業生とか」

G「フリーランスやるならチーム組むのが大事。ぶっちゃけ飽きる。あと、プログラマだから仕事も自動化したいよねという欲もある」

 

G「なんだかんだ一度就職してからフリーランスになったほうがいい?」

S「就職がオススメ。あるいは環境作るか、弟子入りするかが大事」

 

※その他色々あったけど割愛します(灬╹ω╹灬)

 

エージェント経由のフリーランスって儲かるの?

G「フリーランスエージェントは、エージェントが大きい会社から仕事をとってきて、フリーランスエンジニアに仕事を渡す」

G「その際、エージェントが10%~20%のマージンを取っていく。月100万円の売上なら20万円のマージン。月20万円払うサービスなんて普通はない」

G「ぼくはエージェントを使っていない。自分で仕事を探せるから」

G「エージェントはぶっちゃけどこも大差ない」

 

注意すべきクライアントの特徴

S「WEB制作で言うと、XXXとYYYが嫌いです」

 

これはオフレコと判断しましたw(灬╹ω╹灬)

 

プログラミングと相性のいい副業は?

G「ブログをやっている人の99%は辞めていくので、儲かるかというと微妙。最近はあまりオススメしない」

G「プログラムを作って転売したほうが、ブログより収益性高い気がする。物販とかにも使えるし」

G「教えるとかnote書くとかも稼げると思う。子どもに教えるのも需要ある」

G「人に誇れる実績がないのに、ブログ始めてずっと頑張るのは微妙…」

G「まっとうにWEBサービスを作るのも良い」

 

S「自動化ツール作るのは良いと思う。そのツールを販売している人は周りにもいる」

S「ブログを書いても、実績がないと誰も見てくれないのは同意」

 

G「自分が物量(記事量)が無くても、うまくいってるのは、実績があるから」

G「ブログで稼いでいる人はセールスをよく分かっていると気づいた」

 

フリーランス向いていない人は?

S「結局、会社員としても優秀な人が成功する」

S「会社でうまくいかなかったからフリーランスになる!…というのは微妙」

G「同意です。契約の形態が変わっただけ」

G「結局のところ、フリーランスは規則正しく真面目に仕事をしている」

S「Twitterで見えている楽しそうな所だけに憧れているのは危険。覚悟したほうが良い。仕事のやり方や働く時間は選べるけど、仕事をやらなきゃいけないのは変わらない

G「ぼくは”自分で選んでやりたい”からフリーランスをやっている。仕事自体が楽になったわけではない(気持ちは楽になるけど)」

 

フリーランスの実名が出ていましたが、カットしますw(灬╹ω╹灬)

 

Web制作の将来性は?

S「将来的には、なくなる可能性が高い」

S「例えば、GogleのAIで、写真を読ませるとそれと同じサイトを作ってくれるサービスが作られている」

S「この数年の間に、コーダー的な仕事は厳しくなる」

 

G「デザイナーは強い気がする」

S「確かにデザイナーは強い。佐藤可士和さんみたいに、ブランド力がある人はAI時代にも強い。」

S「あと、エンジニアだと、上流工程のSIerの人々は強いと思う」

G「将来のことを考えても無駄。我々世代は、60年働かなきゃいけない。常にその場しのぎで考えるのが大事だと思う」

 

学生でフリーランスエンジニアを目指すのは?

S「ぶっちゃけ、オススメしない。一回就職するほうが良い」

S「起業まで振り切るか、一度就職するほうが良い」

 

G「学生やりながらインターンやったり、フリーランスエンジニアやるのは良い。バイトするより良い」

G「ただ、学生でフリーランスエンジニアをやると、フリーランスの良さを知ってしまい普通の就職ができねぇ…という学生が多かった」

 

2人の今後の展望は?

G「プログラマとして今後やっていくのは辛いよね、というのが2人の共通認識」

G「月収100万を超えても、せいぜい200万円までしかいけない(限界がある)」

S「プログラミング制作という1つの軸だけだと危険」

S「ただ、技術進歩がすごすぎて、先のことを考えすぎても意味がない。その都度臨機応変に対応するのが大事」

 

G「toC(個人向け)の仕事って大変だし難しい。toB(企業向け)の仕事ってどうやるのか知りたい」

G「将来は物販とかトレードをやりたい。プログラマってトレードに向いている気がするし」

S「知り合いでもtoB向けの物販でうまくいっている人もいる」

 

リモートワークに必要な素質は?

G「リモートワークには向き不向きがある。質問しづらいしツラいと思う人もいる」

S「リモートだからこそのコミュニケーションの難しさはある。ちゃんと発信しないと何も伝わらない。普通以上に連絡がマメなことも大事」

 

G「プログラマの集中力のことを考えると、話しかけて中断させるのはダメ。だから基本のやりとりはslackとかチャットツール。そう考えると、仕事をリモートに出来ない企業はそもそも厳しい」

G「ぼくはリモートワークマッチョな考え方。普通の人に理解はされない気がする」

 

S「リモートワークには、当たり前だけど、自制心が重要」

 

G「リモートワークは”結果主義”になる。だからリモートワークのほうが仕事時間がむしろ長くなる」

G「結局、エンジニアは結果出せるかどうかだけ」

 

その他の質問(一問一答)

案件はどう受注しているか

→S「コネ、紹介、リピートなど」

 

フリーランスになるならどういう仕事が良い?

→G「受託仕事より自社開発の方がスキルアップしやすい(求められるレベル高い)」

→S「大企業の自社開発だと、大きすぎて保守とかも多いし、力は付きづらい」

→G「スタートアップ企業はオススメ。自分が作ったものと言いやすい」

→S「スタートアップ企業や小さめのベンチャーがオススメ」

 

30DAYSトライアルの30日後はどうする?

→S「考え中。フリーランスになるための手順に沿ってやれることはある。良い案があれば教えて欲しい」

 

まとめ:オフレコで色々聞けて満足でした

オフレコで色々聞けて満足でした!

私自身、フリーランスエンジニアになった時の話とも重なるところがあったので、楽しかったです↓

SIerからフリーランスエンジニアになった手順

 

他の参加者の方のレポートはこちら!

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